Back

神戸大学大学院工学研究科・システム情報学研究科紀要, No. 9, pp. 000-000, 2017
doi:10.5047/gseku.j.2017.003

研究論文

竹原義二の独立住宅作品における屋内外空間の関係について

李 路陽1・遠藤 秀平1

1工学研究科建築学専攻

(受付:August 27, 2017 受理:November 27, 2017 公開:December 1, 2017)

キーワード: 竹原義二、独立住宅、内外関係、配置、つながり方

本研究は建築家である竹原義二の独立住宅作品に焦点を当て、国内の主要な建築専門雑誌から作品を抽出し、その内外空間を介する境域の形態と構成を解析することで、竹原の独立住宅に関する設計手法の一端を明らかにした。研究の結果、(1)出角や分棟などの操作により内外境域を複雑化するとともに、内外空間により多くの、多方向なつながりをもたらし、さらに外部空間と内部機能のつながり関係も拡大し、外部空間と生活全体を関連させるなどの手法が明らかになった。(2)内外境域での中間領域の配置や床のレベル差の操作から、内部と外部のつながりを曖昧化する手法が明らかになった。


[Full text] (PDF 6.8 MB)