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神戸大学大学院工学研究科・システム情報学研究科紀要, No. 9, pp. 000-000, 2017
doi:10.5047/gseku.j.2017.002

研究論文

空き家・空き地の活用が山麓密集市街地の住環境に与える影響に関する研究
—神戸市の東垂水地区のまちなか防災空地によるコミュニティ形成について—

河 建佑1・三輪 康一2・栗山 尚子2

1工学研究科建築学専攻
2工学研究科建築学専攻・博士(工学)

(受付:April 21, 2017 受理:October 18, 2017 公開:October 24, 2017)

キーワード: 山麓密集市街地、住環境、まちなか防災空地、空き家、空き地

日本の山麓密集市街地では、住宅の密集度が高い,アクセスが困難などの住環境上の様々な問題を抱えているが、これらの問題の改善のため、近年、空き家・空き地を活用した施策が展開されている。そのうち、神戸市では東垂水地区から始まったまちなか防災空地整備事業が空き家・空き地の問題を解決するだけではなく、山麓密集市街地の住環境を改善する新たな手法として注目されている。本稿では事業に関わっている行政と住民組織へのヒアリング調査を通じて、事業のプロセスと共に住環境に与えている影響を明らかにした上、韓国・釜山市の事例を参照しつつ、まちなか防災空地によるコミュニティ形成に関する課題と方向性を示した。


[Full text] (PDF 1.9 MB)