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神戸大学大学院工学研究科・システム情報学研究科紀要, No. 8, pp. 000-000, 2016
doi:10.5047/gseku.j.2016.001

ノンスチフナ形式H形断面柱梁接合部の弾塑性挙動

北岡 聡1・田中 剛2

1大学院工学研究科 建築学専攻
2大学院工学研究科 建築学専攻 教授

(受付:December 17, 2015 受理:May 19, 2016 公開:August 5, 2016)

キーワード: 圧延H形鋼、柱梁接合部、ノンスチフナ形式、接合部パネル、復元力特性

圧延によって大量に生産されるH形鋼を柱および梁に用いるH柱・H梁構造は、日本国内に限らず、欧州および米国の鉄骨造建築物のスタンダードである。また、近年成長の著しい東南アジア諸国においてもこの構造の建築物が建設され始めている。しかし、従来のH柱・H梁構造は、梁フランジ接合部を補強するための水平スチフナおよび接合部パネルを補強するためのダブラープレートが必要であり、柱梁接合部の鉄骨製作に多くの工数がかかっている。本研究は、これらの補強を省略したノンスチフナ形式H形断面柱梁接合部を実用化することを目的として計画されたものである。本論では、部分架構実験によってノンスチフナ形式の接合部パネルの弾塑性挙動を調べ、全塑性耐力および終局耐力の評価式を示し、復元力特性をモデル化する。


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